5月11日に渋谷で開催された「Scratch Day 2019 in Tokyo(以下、ST2019Tokyo)」に行って来た。
例年(2014年からポツポツ出掛けている)は漫然と見学するのみだが(昨年はドサクサにスタッフの打ち上げ会に参加したがw)、今年は当日のお手伝いを少しと、Show&Tellにも参加してみた。
Show&Tellの件は既に別記事にまとめたので、本記事では主に手伝った件について書く。

なお、Scratchのイベントの話だけに、記事上の人名表記は原則Scratchのユーザ名で統一している(が、Twitterなども混じっている。私は一人称なので出てこないが念のため→@togazo)。
 

お手伝いの経緯

お手伝いの経緯は、某DojoのSlackに@jishihaさんから「Show & Tellの作品数が過去最多で、三部制にしたものの司会進行が現状のメンバーだけは手が回らないので、誰か手伝ってくれないか」といった主旨の投稿が流れてきたことから。もともと何はなくとも遊びに行く予定だったので、「見学ついでに」という感覚だった。
司会など矢面に立つ仕事は(本当に必要最低限の司会進行ならまだしも、低スキルの自分的には)できかねるが、「補助くらいなら」と表明してそれで良いというので「それでは」となる。

お手伝いをやってみて

集合時間を確認し忘れて、当日「とりあえずギリギリ開始時刻前」に到着して何人かの人たちに状況を確認。勝手が良く分からない・結局何を手伝えば良いのかいまひとつ良く分からない中でイベント開始。
Show & Tell 第一部開始直前、被り物をしている発表者(@robo_24さん)の誘導を頼まれた流れで「誘導を手伝えば良いのかな」という雰囲気になっていたが、手すきの合間に見に行った作品展示コーナーが「なんか危険…」という感じだったので、そのままそこで自主的に警備をすることに。
以下、作品展示コーナーの自主警備中のことを中心に、@jishihaさんの投稿「Scratch Day in Tokyo 2019 Show & Tell 振り返り」に倣ってKPTで書いてみる。「雰囲気KPT(ナニソレ)」なので悪しからず…。

Keep(継続したいこと、傍目に良いと感じたこと)

Show & Tell
  • 参加者の気分を高める司会進行
    • 第一部の司会の@yuichioieさんの巧みな話術で和んでいた。
    • もちろん司会者全員が@yuichioieさんのようである必要はないと思うが、いきなり発表が始まるよりは「場を温める(ときほぐす)仕掛け」は入れても良いのかなと思った。
  • 代理人による発表・海外の発表があったのが興味深かった
作品展示コーナー
@rinyanyamamaさんと御家族(娘さんと旦那さん)、@yama-tさんらの活躍で良い感じに回っていました。
  • 作品のリストを机に置いておく
    • 全員ではないにせよ、なにはなくとも見てくれる。
    • 来場者的にもこちら的にも、飲食店のメニューのように指さししながら使えるのが良かった。
    • 逆に、机の側面(全面)に張っている紙は、あまり見られていない。気付いた人が見てくれる。
  • 複数台のPCを配置する
    • 3〜4台あれば大丈夫そう
      (多少並ぶほど混雑しても順番待ちしてもらうので良いかも)
そのほか
  • 交流スペースの模造紙が水平に置いてあったこと、数カ所あったこと。
  • アンカンファレンス(飛び込み発表?)が良い企画だった。
極々個人的な話
  • 全員発表出来て良かった。
    • 時間が押していると聞いて、2部の途中で「私は発表出来ないだろうな…」と覚悟していたので、ちょっと嬉しかったw
      (【追記】↑…と書いたら@jishihaさんからこのような返答が)

Problem(要改善…)

Show & Tell
  • Scratcher名の読み方の事前確認
    • フォームに「よみがな」の入力項目があっても良いのかも
    • 第一部は司会の@yuichioieさんが開始前に口頭で尋ねていた
      (意外にコレが司会者とのコミュニケーション&出欠確認にもなるから良いのかも!?でも出欠確認で居なかった場合の呼び出しはどうするんだろう…
  • 発表者交代時の作品の入替(画面の切替)※後述
補足(?):発表者交代時の作品の入替(画面の切替)のこと
@jishihaさんは次のように仰っていたけど、発表者の交代時の画面の切替って、どうやるのが1番効率良い(時間と手間が掛からない、使う道具や空間を最小限に抑えられる、オペレーション周知のためのラーニングコストを含む人的コストが掛からない)んだろう…わからん…。
確かに、私の発表の時も30〜60秒くらいプロジェクトの読込に時間が掛かってて「発表を巻いた方がいいのかな…(大汗」と思いつつ「まだ読み込み中なのにタイマーがあぁ〜」と2回ほど漏らしたらタイマー止めてくださった(スミマセンw)ので、事前に読み込ませておくのは大事だなと思った。

だがしかし、私はナチュラルボーンネガティブ(マイナス思考)なので、いきなりブラウザがクラッシュして読み込みが台無しになることを考えると「先に全部読み込んでおいたからと言って、それが必ずしも安全なのか…?」と思ってしまう…。
特に3.0になってからの近頃のScratch、ブラウザに負荷結構かかってる気がするし(クラウドストレージ同期などバックグラウンドで稼働中の常駐ソフトはさておき、表面上はChromeのみ起動中で1タブでプロジェクトを開いただけでウチのMBP Early 2015のCPUファンがめっさやかましくなる)…そんな状態で同時に幾つもタブを開いて大丈夫なのか?と不安になる…。
とはいえ、現状、全部読み込んでおくのがコスト的にも安牌なのかなあ、と思った。

あるいは、全てではなくて「交代時に、2人先(次の次の発表者)の分まで読み込んでおく」くらいが良いのかも
そうすると現場の作業効率化のために予めプロジェクトのURLを発表順に並べたリスト(リンクを押せば開くようなヤツ)を用意しておくんだけど(私の場合は)、そういうのやっぱり手間だって思うのかなあ…どうかなあ…(※作業効率化を図ろうとして効率悪くなるタイプの私)。

作品展示コーナー
  • ブラウザにスタジオ(=展示作品の一覧)のブックマークを入れておく
    (体験者が居なくなった後に初期画面に戻す意味で)
  • PC3〜4台体制が良さそう(今回最終的には3台体制だった)
    • 14〜15時がピークで大混雑(特に1部終了直後)で、その時は4台あっても良いくらいだった
    • 第1部の時間帯は2台でも十分だった
    • ピーク時以降は多少減ったが安定して2〜3人が変わるがわる来ていた
    • ピーク時はあまりの混雑に@yama-tさんがPCを貸してくれた(感謝!!)
  • 追加したPCがなかなかネットワークに繋がらない、動作が重い…などなど…!
    • SSIDを別のものに変えてもなかなか接続できず…結局原因は究明出来た…?
    • あとEdgeだと通信に時間が掛かったがChromeだと大丈夫だったっぽい…?
      (慌てててクイックメニューやショートカットのないChromeの存在に気付かずEdgeを使ってしまった ←私が)
    • ソフトウエアのアップデート大量発生の罠…
      (開始前に1度起動して確認しておく必要が!?)
    • Windows Updateは「設定」→「Wi-Fi」→「従量制課金接続として設定する」をONにすることで回避できるので、そうする(@rinyanyamama)
  • 家でも体験できる旨を掲示/口頭で案内する
    • 「スタジオのタイトル調べられるのに」という声
      →@rinyanyamamaさんが途中で気付いて、紙にスタジオのタイトルを書いてくれた
    • タイトルが長くて検索に失敗するケースも…(大汗
      →ショップカードのようにスタジオタイトル・URL・QRコードを印刷した小さな紙を印刷して配ると良い…?
  • 良くも悪くも「つられて体験」が多かった
    • 隣の子のプレイをみて「あれやってみたい」という流れ。
    • 体験する作品が人気の作品に偏ってしまっていた…
    • 「この作品もどう?」などの声掛けが必要だったかも…
      (なかなか読み込めないプロジェクトが発生した場合だけ勧めていた… ←私が)
  • 「作品展示(体験)コーナーである」旨の分かりやすさが必要かも
    • PC貸し出しコーナーだと勘違いして、サインインして制作中のプロジェクトの作業に取り組もうとする子がいた…(否Show & Tell発表者)
    • 混雑しだしてからは貸し出しPCと勘違いする子はいなかった感じだけど、その場で見守っていた人が適切に説明をしていたから?隣の子につられてプレイしている子が多かったから…?
    • 「Show & Tellの作品の展示」コーナーだからと説明しても、なかなか理解しない子も…
    • 「ゲームはどれ!!?ゲーム!!僕はゲームがやりたいの!!(怒」という子には、一覧を見せて「どういうものが『ゲーム』なのかな。『ゲーム』の定義が分からない。それなら、こういうのは?」と一緒に「ゲーム」を探して、それを勧めた。
  • PCを占有してしまう子がいた
    • 「1ステージクリアで終わりと伝えると良いかも」(@yama-t)
    • 「ゲームが終わったら、まず後ろを見回して並んでいる人が居ないかを確認して、いなかったらやっても良いよ」と伝えたら、確認してくれた(が、何度かすると忘れるので時々伝え直した)。
    • タイマーをセットすれば良いのかなあ…(忙しくなってきてたまにセットし忘れた時が残念)
    • 1回抜けて、出て、また来て、を繰り返している子は目に付くが、見守りを交替するとずっと居るのか何度も出入りしているのかが分からない…
極々個人的な話
  • 殆ど何もできずじまいだった…
    • 自分の視野範囲の狭さを周囲が黙々とサポート(というか補正)してくれた…
    • 足手まといのあまり自己嫌悪に陥った…(その後の飲み会で更に凹む)

Try(新たに取り組みたいこととか要望とか)

作品展示コーナー
  • コーナーの端で全作品のプレイ動画を無限ループさせておく、とか。
    • プロジェクトひとつにつき数枚のカットをまとめたスライドでも良いかも
    • 「動画編集は得意です!やります!!!!」って人は結構いそうだしそうでなくても現行メンバーでも十分作れそうだから、「言ったからには」とか「やる人が誰もいなかったら」というところで…
そのほか
「やってほしい。是非やりましょう!」ということではないけど、来場者を見てて思いつきレベルでおもったことなど…
  • 本の展示がもう少しあっても良いのかなと思った
    • ただの展示ではなくて参加者も持ち寄って出張「まちライブラリー」的なのとかでも良いのかも
    • 洋書もあると良さそう
    • (とはいえ置き引き・盗難は心配…)
極々個人的な話
  • 自分のできることが皆目見当つかない…
    • 今回みたいに「あ。これ、ヤバイんじゃないか?」みたいな状況が発生していれば「誰かが来るまで応急処置的に対応」することは出来なくはないかも…
    • 基本的には足手まといなので、誰にも迷惑をかけずに出来る作業がない…

Other(番外編)

お手伝いに関係なくSD2019Tokyoに参加して感じたことも。
  • いろんな人との邂逅(再会含)を楽しめた!
  • Scratcherから名刺をもらった!!(*´∀`)/\(o´∀`o)
  • CoderDojo関係者と交流できた♪
  • 仏語か西語かどこかの言葉しか喋れなげなお母様(お父様は少しできる?)をよそに日本語で質問してくる兄弟にホッコリ
  • 出展者の展示とロビー(?階段下、入口のところ)の様子をゆっくり見れなかった…orz
    (手伝いしてるか雑談してるか発表見に行ってたから)
  • Scratch Dayと似てない筈なのに子供たちに子供向けイベントと認識されてしまうDojoCon…
  • 又聞き情報を通して自分のDojo運営の努力不足を痛感(懇親会の席での話)

まとめ

Tryには自分ができないようなことを書かないように努めたつもりだけど、できないことや人的コストの掛かることを書いてしまった感がどうにも…。
2013年から活動している実行委員メンバーの皆様には全く以て頭が上がりません…。すごい。とにかくすごい。
本年度の通り、猫の手にも劣りますが、私にも手伝える事がありましたら来年以降も…。

ちなみに今回のお手伝いはScratchのフォーラムでも募集していたので、関心のある方は次の機会に向けてフォーラムのディスカッションをフォローしておくと良いかも。

参考